規格基準型トクホに血糖値関連の用途をうたった難消化性デキストリンを関与成分とするものが追加になった。
規格基準型となるのは、次の範囲のもので、それ以外は血糖値関連であっても個別許可となる。
<関与成分>
難消化性デキストリン(食物繊維として)
<一日の摂取目安量>
4~6g(食事とともに1日1回)
<許可表示内容>
食物繊維(難消化性デキストリン)の慟きにより、糖の吸収をおだやかにするので、食後の血糖値が気になる方に適しています。
<摂取上の注意事項>
血糖値に異常を指摘された方や、糖尿病の治療を受けておられる方は、事前に医師などの専門家にご相談の上、お召し上がり下さい。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より改善するものではありません。
規格基準型トクホは、薬事・食品衛生審議会での個別審査なしで、厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課新開発食品保健対策室において、規格基準に適合しているかどうかの審査のみで許可される。
規格基準型トクホの要件として、次の3つの事項をクリアしていなければならない
1.許可件数が100件超
2.最初の許可から6年以上経過
3.複数の企業が許可を取得
許可件数の100件であるが、関与する成分ごとに評価される傾向があり、血圧関連やコレステロール関連は基準許可型にならなかった。
「血圧関連のACE阻害活性などは医薬品の作用と似ていて、医薬品との飲み合わせなどデータの蓄積が必要」などと注文がついている。
一方、新規のトクホとしては「眼の調節力」、「疲労」などの申請がある。
今後「疲労軽減」「皮膚の健康増進」「免疫調節」の3機能がヘルスクレームが期待される領域とされているが、ヨーロッパのヘルスクレームの動向も注視しておく必要がある。
ヨーロッパでは、欧州各国から『Nutrition and Health Claims』のリストが委員会に提出され、今後検討され2010年までに『EFSA承認ヘルスクレーム』がまとまる動きとなっている。この動きは日本のトクホを考える上でも非常に注目すべきところである。