日本人の食事摂取基準に関して策定検討会が開催され、2010年版新基準の大枠について報告がなされた。
検討事項は
1.最新の知見に基づく指標及び数値等の見直しについて
2.活用理論と整理と方法について
3.明確にすべきライフステージでの課題について
この中で「日本人の食事摂取基準」(2010年版案)が示された。
それによると、対象としているのは次の項目
エネルギー、たんぱく質、脂質(総脂質、飽和脂肪酸、n-6系脂肪酸、n-3系脂肪酸、コレステロール)、炭水化物(炭水化物、食物繊維)、ビタミンA/B1/B2/B6/B12/C/D/E/K、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、クロム、セレン、鉄、銅、マンガン、モリブデン、ヨウ素
指標は次のとおり
推定エネルギー必要量
推定平均必要量(EAR)、推奨量(RDA)、目安量(AI)、耐用上限量(UL)、目標量(DG)
このうち、耐用上限量(UL)は、今までの上限量(UL)だとその数値まで摂るのがよいという誤認される可能性があるために新たな言葉として誕生した。耐用上限量だと、過剰摂取による健康障害からの回避というニュアンスが伝わる。
一方、目標量は、生活習慣病の一次予防としての量ということになる。
具体的にはコチラ
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb14GS50.nsf/0/4de0916a3bc2677d49257568000ea42d/$FILE/20090225_3shiryou.pdf
3月末には、最終報告書が提出される見込み
場合によっては、栄養強調表示の範囲が変更になることに伴い、食品の表示などにも影響がでてくる可能性もある。
厚生労働省新開発食品保健対策室では、栄養素等表示基準値などの見直しがされるかどうかについては、正式な数値が発表されてからとしている。