大正製薬は、グラクソグループリミテッドから、抗肥満薬「オルリスタット」(一般名)の日本での開発・販売権を取得したと発表した。
既に米国では「アライ」(alli)のブランド名でOTC医薬品として販売されている。 (医療用医薬品の半量)
米国“alli”の製品情報サイト ⇒
http://www.myalli.com/
オルリスタットは、スイス・ロシュ開発の抗肥満薬。
既に世界149カ国で医療用医薬品「ゼニカル」(オルリスタット120mg)の販売名で販売されているが、日本では未承認。
日本では、中外製薬が「ゼニカル」の開発を進めていたが、2005年に開発中止を決定していた。
一方、GSKは2004年7月、ロシュからOTC医薬品「アライ」の販売権を取得し、2007年2月に、米FDAが抗肥満薬のスイッチOTCとして承認している。
さらに2008年10月に、EMEA(欧州医薬品庁)の医薬品委員会は、「アライ」のOTC医薬品としての販売承認を支持する肯定的見解を示している。
作用機序としては、脂肪分解酵素であるリパーゼを不活性化し、脂肪吸収を阻害することで抗肥満効果を発揮する。
国内でははじめての成分となることから、ダイレクトOTCという形になるのではないかとみられている。