「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会第6回会合が10月27日に開かれた。(次回は11月11日に開催予定)
ここで厚生労働省は年度内にまとめる提言の現時点でのイメージ案を示した。
(1)薬害肝炎事件の経過と再発防止の観点から抽出される問題点
事件経過から問題となるポイントを抜粋して紹介し、それを踏まえて必要となる対策を明示し、検証の詳細は別冊の報告書に盛り込む。
(2)これまでの薬事行政等の制度改正経過等
これまでの薬事行政などの制度改正を整理し、残された課題をまとめる。
(3)薬害の再発防止のための医薬品行政のあり方等
医薬品行政において取り組むべき事項や医薬品を製造・販売する企業において取り組むべき事項、医療従事者や患者、国民に求められる取り組みなどについて提言する。
薬害肝炎全国原告団の坂田和江氏からは、「項目別などではなく、合体型(複合的な検証)にしなければ全体像は見えてこないと思う」と指摘があった。
現在、資料集めと並行して検証作業最終報告書として年度内にまとめるのは難しいとの見込みがある。
中間段階でも検討会に出して議論していくことになるのであろう。