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独立法人国立国語研究所では、医療の現場で使われている専門用語などの分かりにくい言葉について、「病院の言葉」委員会を設けて、わかりにくさをなくしていくための方法論などを検討し、その中間報告を10月21日に公表した。今後、12月1日まで、この中間報告に関する意見募集が実施され、寄せられた意見が平成221年3月には最終報告および「病院の言葉の手引」(仮称)としてまとめられ発表される予定である。
「病院の言葉」を分かりやすくする提案 http://www.kokken.go.jp/byoin/teian/pdf/index.html 実際の言葉についての説明 http://www.kokken.go.jp/byoin/teian/byoin_tyukan_hokoku.pdf 患者に言葉が伝わらない理由としては、 ①患者に言葉が知られていない ⇒日常語で言い換える、重要で新しい概念を普及させる ②患者の理解が不確か ⇒明確に説明する。重要で新しい概念を普及させる ③患者に理解を妨げる心理的負担がある 「まずこれだけは」、「少し詳しく」、「時間をじっくりかけて」と3段階に分けて説明できるようになっている。 また、「こんな誤解がある」、「効果的な言葉遣い」、「患者はここが知りたい」、「患者の不安の軽減を」、「ここに注意」、「患者・家族と医師の問答例」、「複合語」、「関連語」などが記載されている。 として、医療関係者と消費者との認識のギャップや図や絵によって具体的に示すと分かりやすいなど説明するときのアドバイスなどが記載されている。 一つイレウスを例をあげてみる ★イレウス ileus 【まずこれだけは】 腸閉塞、腸の通過障害 【少し詳しく】 「腸の一部が詰まって,食べたものやガスが通らなくなっている状態です。」 【時間をかけてじっくりと】 「腸の管の中が塞(ふさ)がったり狭くなったりすると,食べたものやガスがつっかえて通らなくなります。また,腸の運動がにぶっても,やはりスムーズに動かなくなります。おなかが痛くなってふくらみ,食べ物を吐き,便やガスが出なくなったりします。こういう状態を『腸閉塞』といいます。」 【効果的な言葉遣い】 (1)「イレウス」は極めて専門性の高い言葉であり,ほとんどの人にとってなじみがない(認知率12.5%)。 「イレウス」という言葉は,患者に対しては使わないようにする方がよい。 以前から使われており、なじみのある人の多い言葉である「腸閉塞」を使って説明するのがよい。 (2)「腸閉塞」という言葉で説明する場合、この言葉の大体の意味は理解されている。 症状についての知識は不確かな患者が多いと考えられる。 少し詳しく、時間をかけてじっくりと に示した表現などを使って、分かりやすく説明したい。 【ここに注意】 外来語(カタカナ語)は,全般に医療者にとって使いやすい面がある。「イレウス」という言葉も,調査の結果から多くの医療者が,患者に対して使っていることが確かめられた(医師52.2%,看護師・薬剤師34.7%)。しかし,[効果的な言葉遣い]の1. に記したように,「イレウス」は一般の人々の認知率が極めて低い。一般になじみのある言葉で言い換えられる場合は,外来語は使わないようにしたい。 一方、厚生労働科学研究になるが、『一般用医薬品の販売にあたっての情報提供のあり方に関する研究』が、明治薬科大学 薬学の古澤康秀氏や 慶応大学 薬学部の望月眞弓氏らによって、一般用医薬品の適正使用、安全確保をより高いレベルで図るための環境整備をめざして、薬剤師等の専門家や製品の外箱、添付文書を通じた効果的な情報提供のあり方について検討が行われている。 一般用医薬品の添付文書用語に関する理解度を調査するため、一般人を対象としたアンケート調査を行った結果、一般用医薬品の添付文書の「効能又は効果」に記載されている用語のうち、用語の理解度が60%に満たない用語は472語中135語(28.6%)であり、低理解度用語としてリストアップされている。 なお添付文書の作成段階において、各用語の理解度を事前に調査する必要があると考えられる。認識の違いからくる問題で、なかなか難しい。
by yakuji-info
| 2008-10-23 00:28
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