アルツハイマー型認知症は、徘徊や幻覚といった症状がしだいにひどくなっていく。日本では、認知症患者は約200万人いるといわれ、そのうち半数がアルツハイマー型であるとされている。
う~ん、すごい多い。。。 今後高齢化社会に伴って、益々増えていくのであろう。
そんなアルツハイマー型認知症に効くといえば、エーザイのアリセプト(一般名:塩酸ドネペジル)であろう。軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆における痴呆症状の進行抑制とある。アセチルコリンエステラーゼの阻害薬である。アルツハイマーではアセチルコリンの量が大幅に減少してくる。アリセプトはこのアセチルコリンを分解する酵素であるアセチルコリンエステラーゼを阻害することにより分解が抑制され、結果アセチルコリン濃度が高まるというしくみである。
現在ワイスが開発しているバピヌズマブは、アルツハイマーの患者の脳細胞に存在する老人斑を減らす働きがある。老人斑は増加することによって神経細胞の死を招くと考えられている。
老人斑はタンパク質の一種でアミロイドベータ(Aβ)が凝集することで作られる。このアミロイドベータ(Aβ)はγ-セクレターゼやβ-セクレターゼ
2つの酵素により切れだされるとされているが、このγ-セレクターゼに働いてAβの生成過程を阻害する医薬品が開発されている。