登録販売者制度で見えてくるもの
いよいよ、夏から秋口にかけて、登録販売者試験が行われ、来年の薬事法改正時には、実質上登録販売者が一般用医薬品(第一類医薬品を除く)を販売できるようになる。
さて、これで医薬品の販売がどのように変わっていくか、非常に興味深いところである。
まずは、ドラッグストア!
これは、登録販売者がでてくることによって、薬剤師より人員を獲得しやすくなる。また登録販売者試験において、1年以上の実務経験という受験資格の枠が設けられてことにより、自前の店舗で店員を育て、登録販売者にし、24時間販売体制をとっていくという流れになってくるのであろう。
実際、医薬品については、24時間の販売が非常に熱望されている。以前当該ブログでも取り上げたが、深夜に利用して購入したいものの上位に医薬品がある。
薬剤師のように国家資格ではなく、大学とかいうのではなく1年の実務経験で資格がとれるという登録販売者。大手のドラッグストアは、いかに多くの優秀な人財を育てて24時間経営というようなことも視野に入れてやっていくかがカギとなっていくのであろう。
せっかく育てたのに引き抜かれてしまうなどということも考えておかなければならない。
次にコンビニ・スーパー!
新指定・新範囲医薬部外品のときに比べれば、取り扱いえる医薬品の種類が一部の第一類医薬品を除いてすべての医薬品を登録販売者が取り扱えることから、期待があったが、受験資格に実務経験1年が課されたことから、トーンダウンしてしまった。
また、24時間営業のコンビニで医薬品を販売するとなると、8時間交代としても3人の登録販売者が必要になってきてしまうところも大きな問題であろう。
テレビ電話等による販売については、検討形では原則やめようという方向になっている。果たしてこれに対するドン・キホーテの動きも注目していところである。
また、通信販売は第三類医薬品以外は不可となる見込みで、これにからんだビジネスの変化というのも注意しておかなければならないであろう。