オーストラリアの公的機関TGA(豪州保健省薬品・医薬品行政局)は、4月9日、多くの風邪薬や咳止めに含まれている鎮静効果をもつ抗ヒスタミン剤(sedating antihistamines)について、リスクがベネフィットを上回るとして、2歳未満については特別な場合で医師の処方箋が必要な医薬品にすると発表した。
これに伴い、2008年9月1日からは、2歳未満の小児に対しては処方箋なしで使用できなくなる予定。
また、TGAではスポンサーに対し、小児用咳止めや小児用風邪薬の「2歳未満の使用に適している」旨の表示をやめるように記載している。
TGAアドバイス
●2才未満の小児
・リストにあげた鎮静効果をもつ抗ヒスタミン剤を含む咳止めや風邪薬は使用しない。
●2才以上
・いつも、ラベルの使用説明を読む。
・子供に推奨量を超えたり、推奨頻度・用量・期間を超えて使用しない。
・いつも医療用計量カップなどを用いる。キッチン用の大匙などは用いない。
・同時期に鎮静効果のある抗ヒスタミン剤を含有する他の医薬品は専門家の特別な指導がない限り与えない。
・疑問点やわからないことがあったら専門家に相談する。
リスト
Brompheniramine
Chlorpheniramine
Dexchlorpheniramine
Diphenhydramine
Doxylamine
Pheniramine
Triprolidine