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日本では今、特別用途食品制度のあり方に関する検討会が開催され特別用途食品の範囲や表示について見直しが行われている。
さらに食品GMPやHACCCPに関して目を向けてみると、ハーモナイゼーションの動きもでてきている。 http://yakuji.exblog.jp/7211457/ http://yakuji.exblog.jp/7211340/ EUでは2007年7月1日にヘルスクレーム(健康強調表示)が施行され、科学的根拠に欠ける、あいまいで包括的な表示は不可となり、EFSA(欧州食品安全庁)が定めたリスト内の健康強調表示のみが認められている。(現在はカルシウムと骨・歯強化、鉄と赤血球形成などがリストにある)。 今般EUでは、欧州ヘルスクレームに関連して各国が1月31日までにEFSA(European Food Safety Authority :欧州食品安全機関)にヘルスクレームの申請リストを提出している。 以前より予定されていたが、予定どおりに欧州各国から『Nutrition and Health Claims』のリストが委員会に提出され、今後検討され2010年までに『EFSA承認ヘルスクレーム』がまとまる動きとなっている。 ヘルスクレームの統一化に関しては欧州の各業界団体の全面的なバックアップ体制がとられている。 EHPM (欧州健康関連製品製造協会連盟) ERNA (欧州栄養評議会) EBF (欧州植物素材フォーラム) CIAA (EU食品産業同盟) 日本では西洋ハーブを医薬品としてOTC医薬品等で認めていこうという動きがある一方、食品に対する監視が強化されてきている。こういった流れからも、この欧州での『Nutrition and Health Claims』(生産され市場で売られている全ての飲食物製品が対象)の一連の動きが即大きな影響を及ぼしてくるとは考えがたい。 しかし、内閣規制改革推進室はDSHEA法を導入している米国をはじめ、国際競争力を削ぎかねない点を考慮すべきであるとして、一定の条件下で含有する素材や成分についての情報を表示することも認めるように迫っているという大きな動きも見逃してはならない。当然今回の欧州の動きも大きな影響を及ぼしてくるであろう。高齢化社会に向け、「免疫力」「抗酸化力」「老化防止」などのヘルスクレームの需要が高まっている中、そして企業の開発意欲、消費者への多様な商品提供のことを考慮するべきであると再三、厚生労働省に要求してくる可能性も高い。 『EFSA承認ヘルスクレーム』の内容いかんによっては、2010年以降、グローバルな面から大きな動きが出てくる可能性も秘めている。 FSA(イギリス食品基準局)からのニュースとして、「UK health claims submitted to Europe」 (英国が欧州へ提出したヘルスクレーム)という記事がある。 http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2008/jan/ukclaims これによるとFSAは食品製造メーカーから2500以上ものヘルスクレームの提出があったとしている。すごい数である。。。 考え方としては「骨を強くする」とか「心臓の健康を維持する」といったヘルスクレームの場合、消費者はその根拠をきちんと知って理解しておくべきだともしている。 イギリスの場合は、具体的なリストもホームページに掲載されている。 http://www.food.gov.uk/foodlabelling/ull/claims/ クレームは5つの一覧表で示されている。 Table 1 – Carbohydrates, Diets, Fats, Fibre, and Foods and Beverages (炭水化物、規定食、脂肪、食物繊維、飲食物) Table 2 – Minerals and other (ミネラルその他) Table 3 – Probiotic Ingredients, Protein, and Vitamins (有用バクテリア、蛋白質、ビタミン) Table 4 – Plant substances with no known medicinal use in the UK (イギリスで医薬品としての使用が知られていない植物素材) Table 5 – Plant substances also with medicinal use in the UK (イギリスで医薬品としても使用されている植物素材) そもそもHealth Claimsは、広告や表示において食品の特定の栄養的な特性(particular nutritional property of food)について主張したものである。 "high in vitamin C","low fat","no added sugar","high fibre"などといったものが含まれている。 さらに"health claims"は、健康増進や特定疾患のリスク低減ができるということも入り、"calcium is good for your bones"などというクレームも含まれる。 Health Claim の主旨は、エビデンスをしっかりもって誇張表現や不誠実な表現等について消費者が誤解しないようにするという目的がある。これは強いては、The EU campaign for healthier lifestyle choices (EUのより好ましいライフルタイルの選択に関するキャンペーン)とも結びついてくる。 'low fat', 'helps your body resist stress' or 'purifies your organism' 『低脂肪の』、『あなたの体がストレスに抵抗するのを助ける』、『あなたの有機体を浄化する』などのクレームが2007年7月1日から施行されている。
by yakuji-info
| 2008-02-17 23:18
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