タバコの害はいろいろといわれているが、日本人の喫煙率は29.5%となっており、依然欧米各国より高い水準になっている。
ここのところタバコ行政がいろいろと動きだそうとしています。
3月 : 自動販売機でタバコを買うときに『成人識別カード』が必要になる。
成人識別たばこ自動販売機が導入される。
taspo(タスポ)<成人に発行されるICカード>
4月 : 俗に言うメタボ検診(特定健康診査)制度が導入され、条件つきではあるが、禁煙指導が健康保険に適用されることになる。
患者負担が少なくてすむことになる。
その他、ファイザーからチャンピックス(医療用医薬品)が日本初の経口禁煙補助薬が発売される予定で、ガムタイプのニコレット、パッチタイプのニコチネルに続き、禁煙の幅が広がってくる。
グラクソスミスクラインも大正製薬も禁煙補助剤を開発し申請しているというから、健康志向の時代の流れを受けて注目されている。
一方、海外に目を向けてみると、WHOが2月7日に、世界各国のたばこ規制に関する初の包括的な報告書をまとめ公表している。
New report on global tobacco control efforts(WHO 2008.2.7)
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2008/pr04/en/index.html
http://www.who.int/tobacco/mpower/mpower_report_full_2008.pdf
「たばこ規制枠組み条約(2005年2月発効)」に締約している152カ国のうち規制が十分整っているのは世界人口の5%にすぎないとしている。このままでは30年までに毎年800万人がたばこ被害で死亡すると警告、各国に規制強化を求めている。
日本はタバコが欧米に比べて安いというのも、問題なのかもしれない。私はタバコは吸わないが、喫煙者にはより一層、肩身の狭い時代がきそうである。