アメリカでも、オセルタミビル(日本:タミフル)は、インフルエンザの治療と予防のために承認されている。
このほどFDAは、日本などで問題になったタミフル服用後の異常行動について、関連の資料を発表した。
There have been postmarketing reports (mostly from Japan) of self-injury and delirium with the use of TAMIFLU in patients with influenza. The reports were primarily among pediatric patients.
AERSに集められた情報のうち再現と無関係な情報は除外し、596の症例が残った。
596の症例の大部分は21才以下の患者(61%)、そして、日本(75%)であった。
報告では、2007年3月の日本厚生労働省(MHLW)が、10代の患者でオセルタミビル(タミフル)の使用を制限したことについても触れている。
オセルタミビルはリン酸オセルタミビルの内服後、速やかに胃腸管から吸収され、主に肝臓エステラーゼによって大部分がオセルタミビルカルボン酸塩に変わる。経口投与量の少なくとも75%はオセタミビルカルボン酸として全身に循環する。
オセタミビルの血漿濃度は内服後1~3時間の半減期で落ちている。さらにオセルタミビルカルボン酸はそれ以上代謝されずに尿中に排泄される。オセタミビルカルボン酸の半減期は6~10時間といわれている。
12才以上の小児科患者ではオセルタミビルの薬物動態は成人患者と類似している。
米国では日本の現状などを伝えるほか、病気とオセルタミビル(タミフル)の関連性は証明できないとしている。
しかしながら、注意として日本で死亡症例があったことや服用後急に起こる可能性もあるとして注意すべきだとしている。