厚生労働省の「医療安全対策検討会議」医薬品・医療機器等対策部会は、グリセリン浣腸の直後に患者に発現する低血圧など体調不良について、今後医薬品医療機器総合機構と具体策を検討する。
総合機構は「グリセリン浣腸に限らず、浣腸による強制排便時には、迷走神経反射による血圧低下、ショックが起こる可能性がある。浣腸という手技に伴う有害事象と考えられ、注意喚起が必要と考えられる」と分析。対策部会は追認した。 グリセリンそのものに起因するものなのかどうかが検討され必要な対策が打ち出される予定。
グリセリン浣腸の添付文書には、強制排便により衰弱状態を悪化させ、ショックを起こすおそれがあるとして「全身衰弱の強い患者」は禁忌。副作用には「血圧変動」の記載がある。
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
全身衰弱の強い患者[強制排便により衰弱状態を悪化させ、ショックを起こすおそれがある。]
その他の副作用 : 循環器(頻度不明) 血圧変動
OTCのグリセリン浣腸にはこの記載はない。