『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No94に、解明されてきているタミフルの害が起きるしくみが解説されています。
NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)によると、厚生労働省は、10月24日に中外製薬-ロッシュ社が発表した一部の実験結果を議論し、「現時点では因果関係を示すような結果は出ていない」としていますが、単に因果関係の認定を遅らせるためだけのパーフォーマンスでしかないという厳しい見方をしています。
さらに、因果関係を簡単に認めるはずがないからです。実際、突然死との因果関係を示す動物実験が、すでに、少なくとも3つも出ているのに、50人にも上る突然死との因果関係を否定したままとしています。
活性型タミフルは人細胞にあり免疫機能に関係している酵素と同じウイルスの酵素(ノイラミニダーゼ)の作用を妨害して抗ウイルス作用を発揮。
ノイラミニダーゼがタミフル活性体で特に阻害されやすい人がいる。
インフルエンザにかかったときに出るインターロイキンなどのサイトカインは、肝臓のエステラーゼを妨害。
インフルエンザの症状が一番重い時期に、タミフルが未変化のまま血中に溜まりやすく、したがって脳に多く入りやすくなると考えられる。
P-糖タンパクも、インターロイキンなどで阻害されると考えられるので、脳から排出されにくくなり、脳中に高濃度となると考えられる。
5日分全部服用し終わってから異常行動などの精神神経症状が起きてそれが2週間以上も長引いた人がいることも分かってきている。
また、肺炎から敗血症が悪化して死亡した人や出血など、いわば遅発型・遷延型の反応もタミフルの害反応(副作用)の可能性があると考えられるようになってきた。
遅発型・遷延型の害反応には、活性体タミフルが、あらゆるヒトの細胞にある酵素ノイラミニダーゼに影響して細胞の働きを鈍らせることに関係していると考えられる。
http://www.npojip.org/sokuho/071027.html
厚生労働省の発表からすると早い段階でのビジランスセンターの反応であり、シーズンを前に、これから議論が高まってくる感じがします。