FDAが10月18日・19日両日開催される諮問委員会でOTC風邪薬の乳幼児への使用について検討をする。この結果、大幅な規制がかかることも考えられ、そうなると日本のOTC風邪薬などについても多少なりとも影響がでてくる可能性がある。
検討されるのは、非処方箋薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)と小児科諮問委員会(Pediatric Advisory Committee)の合同諮問委員会である。小児科諮問委員会との合同委員会で検討するということ、検討することを8月の時点で発表していたことも考えると、かなり2日間かけてじっくりと検討されることになるのであろう。
ニュース速報記事があったので紹介する。
http://www.wkrn.com/nashville/news/fda-meets-to-discuss-safety-of-cold-medicines-for-children/124228.htm#top
OTC風邪薬が6才以下の小児に対して安全かであるかどうか検討が行われる。
FDAは、外部の専門家の意見を待つということで出されていた請願に対してアクションを起こしていなかった。
薬物が禁止されるのを望む人たちは、6才までの子供たちには効果的でなく、危険であると主張している。
若干の喘息薬・風邪薬が2歳以下の子供たちに対しての発売を先週自発的に中止した。
ある医師はそれよりも少し上の幼児や子供たちには風邪や咳止め薬が安全でも、効果的でもないということに同意している。
メーカーサイドは、適切使用されれば、医薬品は安全であると強く主張している。
しかしもし、医薬品が赤ん坊に対して誤用されるなら過量投与を招くことになる。
FDAでは、リスク情報伝達諮問委員会(Risk Communiction Advisory Committee)を設立しており、ここでは医薬品のリスクとベネフィットに関する情報伝達や戦略策定なども検討されるが、こういったところの動きも注目である。
最近ではこのOTC風邪薬の他に、授乳婦のコデイン投与により血中濃度増加に伴う副作用も問題になっている。(ultra-rapid metabolizerの母親がコデインを服用すると、授乳中の乳児にモルヒネ過量摂取のリスクが高まることが懸念されている)。
さらに、イギリスや韓国ではプソイドエフェドリンがメタンフェタミンの密造につながる懸念ということで問題視されている。
ちなみに現在、医薬品医療機器総合機構のページの一般用医薬品のデータベースに収載されている「かぜ(内用)薬」は506件になっている。