薬学6年制になってきて、薬剤師国家試験に対しても、それ相応のレベルにしていこうという話になってきている。6年制になった分、試験の範囲や難度が変わってくるということであろう。現在、薬剤師の試験に関しても議論が行われている。
文部科学省は、「モデル・コアカリキュラムに基づく医療薬学の充実、実務実習の大幅な延長、さらに一般教養の充実」という3つの大きな理由から、医療人としての薬剤師を育てるには6年間は必要であるとしている。
その内容をみると、柱の一つである「実務実習」というのが目につく。実務実習モデル・コアカリキュラムに基づいて24週間程度の期間実施される予定になっている。
【薬学6年制教育】
★第一段階
共用試験に合格 ⇒ 日本薬学会が中心となってWG(ワーキンググループ)で検討
これは、薬剤師免許を持たない薬学部生が、臨床現場に参画するにはそれなりの知識と態度が重要
CBT(多肢選択形式試験):知識評価
OSCE(客観的臨床能力試験):患者さんとの応対に関する技能・態度・マナーの評価
★第二段階
D1教育:実務実習に先立って、大学内で行われる約4週間の実務実習事前学習
★第三段階
D2教育:病院ならびに薬局においてそれぞれ5週間にわたって行われる実務実習
ここで、ポイントを整理しよう!
①患者さんとの対応能力は、共用試験のOSCEでチェックされる。
②実務実習の前の事前学習(D1教育)
③薬局実習は5週間(D2教育)
これからしても、登録販売者を受験する段階で1年以上の実務経験などというハードルを設けるのはいかがなものか?
調剤をやり、第一類医薬品を取り扱う薬剤師ですら、薬局実習は5週間なのだから。
知識面だけなら十分にペーパーでテストできるはずである。