肉体的な痛みを連想させる写真を見ると、実際には痛くなくても脳は「痛い」と感じるらしい。
男子学生10人に、注射針が刺さった腕の写真を5秒間見せ、「痛み」を想像してもらった。この時、機能的MRI(fMRI)と呼ばれる装置で脳の活動を調べると、10人全員で、本当に痛みがあったときに興奮する側頭葉の一部などが興奮していた。この部分は情動をつかさどっているとされる。一方、花畑や湖の「平和的」な風景写真を見せた場合は、視覚野しか反応がなかった。
(朝日新聞より抜粋)
血をみた瞬間から痛みだすなんていうのは、こういうことが影響しているのだろうか。疾患の予後の心理的な要因に対し、何らかの有効活用につながる可能性がある研究である。