CDC(Centers for Disease Control and Prevention:米国疾病管理予防センター)はOTCの風邪薬・咳止めの関連性が疑われる乳児の死亡例を、ウィークリーレポートで公表した。
2004年~2005年、緊急治療室に訪れた1519人の2歳未満の小児が、風邪薬や咳止めの副作用と関連があったとしている。
米国小児科学会では97年、コデインやデキスロトメトルファンについて、有害事象の懸念や有効性が明確化されていないとして、保護者はこれらの過量服用や有害事象の危険性を知っておくべきとするステートメントを発表した。
FDAでは2歳未満へのこれらのくすり使用は承認しておらず、米国では「2歳以下の子どもをもつ保護者はまず医師の指示を仰いでから薬を与えるべきである。」というのが一般的になっている。
●資料
Infant Deaths Associated with Cough and Cold Medications --- Two States, 2005 (Morbidity and Mortality Weekly Report 2007.1.12)
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5601a1.htm
一方、かぜ薬関連で最近話題になったことといえば、昨年、日本外来小児科学会が提出した「アセトアミノフェン」の小児療法に関する報告書である。
報告書では、乳児、幼児、小児に対するアセトアミノフェンの投与量について、海外添付文書の記載、代表的教科書の記載、国内外の論文の記載等から総合的に判断し、「体重1kgあたり1回10mg~15mgを使用する。使用間隔は、4~6時間以上とし、1日総量として60mg/kgを限度」を妥当とした。
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http://www.yakuji.co.jp/entry1839.html