慢性頭痛(15回/月を超える)を有する女性はうつ病のリスクが偶発性頭痛(15回/月未満)の女性の4倍であることが、Toledo Health Science Campus大学(オハイオ州)の研究者らによって報告された。
さらに、慢性頭痛群の女性は、疲労、不眠、吐気、めまい、疼痛、性交中の問題など、強度の頭痛関連症状を報告する可能性が3倍になることもわかった。
大きく日常生活に支障を来たす片頭痛と診断された患者では、他の重度の身体症状も報告している場合、大うつ病の可能性は32倍に上昇することが同研究で示されている。
片頭痛とうつ病と身体症状との関係を検討するプロスペクティブ研究はこの研究が初めてということである。
研究では全米における頭痛クリニック6施設の女性1,032例(そのうち90%が片頭痛と診断)を対象とした。全試験群のうち593例が偶発性頭痛を報告し、439例が慢性頭痛であった。