幸せな結婚生活を送る夫婦では、配偶者の手を握ると、ストレスの軽減に役立つ可能性があるという知見がバージニア大学の心理学専門家によって報告された。
研究では、幸せな結婚生活を送る30代はじめ(平均)の夫婦16組を対象とした。
最初に、夫と妻は結婚生活の質について0-151の尺度で評価し、夫と妻の両方のスコアが高いことを条件とした。
妻は足首に電極を付け、電気ショックが来ることを警告またはショックが来ないことを保障するスクリーン画面を注視した。
予測された通り、電気ショックが来ることを妻が知った場合、脳スキャン画像では脅威を扱う脳領域の活動が認められた。
しかし、同じ脅威を受ける際に妻が夫の手を握った場合、握っていない場合に比べて、脳スキャン画像は穏やかな状態を示した。
それでは他人の手を握った場合はどうかということで、見知らぬ男性の手を握ってもらい、同様に試験した結果、誰の手も握っていないときより穏やかであったが、夫の手を握っているときと比べると、穏やかさの程度は少なかった。
つまり、誰の手もまったく握っていないよりは、他人の手を握った方が良かったが、夫の手を握ったときに最良の結果が得られた。
研究者らは夫の脳スキャンは実施しなかった。したがって、ストレス下で妻の手を握ったとき、夫の脳が穏やかになるかどうかは、明らかでない。 実験してみたらどんな結果になったんであろうか。