mpact of Blockade of Histamine H2 Receptors on Chronic Heart Failure Revealed by Retrospective and Prospective Randomized Studies
レトロスペクティブ及びプロスペクティブ無作為試験による慢性心不全でのH2レセプターの影響
ヒスタミンH2レセプターのブロッカーは慢性心不全(CHF)の病態生理において有用かどうかをみるために行われた。
慢性心不全は、生死にかかわる主要疾患の一つであるため、今までにない効果的な治療法を見つけることが必要である。慢性心不全によけるヒスタミンの関与を予想する先の研究で、心不全の患者での仮説をテストしようとした。
レトロスペクティブの研究において慢性心不全の症状のある患者の中から、ファモチジンの投与を受けている159人もの患者を選び出した。そして無分別に選ばれたそれぞれの年齢・性別にマッチした慢性心不全患者はコントロールグループとしてH2ブロッカー以外の胃炎治療薬の投与を受けた。
プロスペクティブの研究において、50人の慢性心不全のある患者は、無作為に2つのグループに分けられた。一つは30mg/日、半年間ファモチジンを、そしてもう一つはテプレノンを投与された。
その結果、ファモチジンはCHFと関連する心臓徴候と心室更新を改善した。
この研究は対照数が少なく、今後さらなる大規模な研究が必要であるが、H2ブロッカーが、心不全の病態生理の改善に役立つかもしれないとして注目を浴びている。