ちょっと、休憩! トリビア!
バター犬などという言葉があるが、ウソのような本当の話、バターは塗り薬だったのである。
バターは紀元前2000年~1000年頃にインドで作られたという記録がある。また遊牧民が生活の中で偶然に作り出したともいわれている。
それが紀元前5世紀頃にヨーロッパに伝わったが、ローマ人は野蛮人の食べ物だとして口にしなかった。かわりに赤ん坊の体を柔らかくするからとして塗り薬に使っていたということである。
整髪料や軍用のゾウの傷薬としても使用していたとのこと。
さらにイギリスでは羊毛保護剤としてヒツジに塗ったりもしていた。
なんと日本でも江戸時代頃から将軍などに薬として使われていたらしいのである。
食用となったのは、明治以降ということである。