ISO 22000はHACCPシステムをISOのマネジメントシステムに組み込んだもので、コーデックスのHACCPシステムのガイドラインと整合がとられています。認証規格として使用でき、JIS化を待たずに、日本でもすでに審査が始まっています。
これを取得するメリットは、国際標準の審査登録を取得することで、国際的に認められた食品安全マネジメントシステムを有し、お客様に安心していただける製品を提供する仕組みを持った組織として認知されるということになる。
ISO22000は、幅広い食品関連業種が審査登録対象となっており、食品製造業(一次食品製造・食品加工・二次食品加工)をはじめ、フードチェーンに携わる企業(作物生産・飼料製造・卸売業・小売業)およびフードチェーンに間接的に関わる組織(建設業、機械メーカーなど)がこの制度を活用できる。
HACCPは、食品の規格、ガイドライン、服務規程などを開発する目的で発足したコーデックス委員会(FAO/WHO合同食品規格委員会)が作成した食品の衛生管理手法で、世界の食品小売業者で構成されるGFSI(Global Food Safety Initiative)はHACCP原則を食品安全の基本構成要素として認めている。
製品の品質に主眼を置いているのが食品GMPやISO9001。
さらに安全性を考え衛生管理手法として確立されたのがHACCPであり、問題がおきたときの管理重要点を示すものになっている。つまり、HACCPの7原則(1.危害を分析する、 2.重要管理点を設定する、3.管理基準を設定する、4.測定方法を設定する、5.改善措置を設定する、6.検証方法を設定する、7.記録の維持管理)に基づいている。
さらにそれをISOのマネジメントシステムに組み込んだのがISO22000ということになる。
2006年夏頃に中小企業向けのISO22000導入ガイドラインが発行される予定となっている。