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コーヒーには肝硬変、特にアルコール性肝硬変を防ぐ作用がある可能性があるというコホート研究の結果が、『Archives of Internal Medicine』で報告された。
コホート研究によると、コーヒーには肝硬変を防ぐ成分が含まれている可能性があり、多量のコーヒー摂取によってアルコール性肝硬変を防ぐことができる可能性がある コーヒーの飲用が肝硬変リスクの低下に関連することを示唆する報告は複数ある。 コーヒー飲用者におけるアルコール性肝硬変の相対リスク(非飲用者との比較)は、1日に1杯未満では0.7(95%信頼区間[CI] 0.4-1.1);1-3杯では0.6(95% CI 0.4-0.8;P<0.001);4杯以上では0.2(95% CI 0.1-0.4;P<0.001)という結果になった。 95%の信頼区間が1を含んでいないので、明らかに優位な差が見られる。 これらのデータは、コーヒーには、肝硬変、特にアルコール性肝硬変を防ぐ成分が含まれているという仮説を支持する。 また紅茶の飲用と肝硬変との関連が認められない。 このことは、関連がカフェインに起因する可能性は低く、むしろその他のコーヒー成分である可能性が高いことを意味するのかもしれない。 一部の多量飲酒者が摂取量を過少報告した可能性 研究集団においては多量の紅茶の飲用が比較的珍しい 入院および死亡をエンドポイントとして使用したこと 確立された作用機序が存在しないなどの問題点はある。 アルコール性肝硬変を減らす第一の方法は、いくらコーヒーに防護作用があっても、まずは多量の飲酒を回避または中止することにあることは変わらない。コーヒーは、多数の潜在的な肝硬変リスクモジュレーターのひとつに過ぎないのであろう。 薬の使用者と非使用者の罹患患者数が次の場合 薬使用 罹患あり : A 薬使用 罹患なし : B 薬非使用 罹患あり : C 薬非使用 罹患なし :: D 薬使用者での発症率は p1=A/(A+B) 薬非使用者での発症率は p2=C/(C+D) 相対リスク : 発症率の比p1/p2 (薬非使用者群に比べ薬使用者群では何倍高く(あるいは低く)なるかを表す。) 薬使用者の疾患オッズは p3=A/B 薬非使用者の疾患オッズは p4=C/D オッズ比 : p3/p4 (薬非使用者群と比べた場合の、薬使用者群の疾患オッズの比) 相対リスク=A/(A+B)×(C+D)/C ≒ A/B×D/C=オッズ比
by yakuji-info
| 2006-06-21 12:35
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