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アスピリンは、バイエル社の製品ということでありますが、もちろん商標をとっていました。一般名:アセチルサリチル酸、商品名:アスピリンということですが、ドイツが敗戦国になったとき、アメリカがアスピリンは非常によく効く!なんてことで商標をとりあげ一般化してしまったらしいのです。そこでバイエルアスピリンとアスピリンの前にはバイエルがついているのでしょう。
今、薬事法改正に伴い、リスク分類が検討されていますが、スイッチOTCなどを除き、第一類医薬品からはずされてしまいます。風邪薬や解熱鎮痛剤など、してはいけないこととして禁忌事項があり、重篤な副作用がでることもある医薬品も第二類医薬品になってしまっています。 今は、国家試験をパスした薬剤師が情報提供を行っていますが、今度は新たに登録販売師なる資格がでてきて、試験をパスしたものは、第二類医薬品も取り扱えることになります。 薬剤師としては、処方箋医薬品以外の医療用医薬品について職域確保を図る動きもあるようですが、医療費削減、セルフメディケーションの推進といった中で、またOTC類似薬の保険適用除外ということやスイッチOTCの推進ということもからんで複雑な問題となりそうである。多角的に物事をみていかなければならず、真面目に考えると相当に難しい問題であると思います。 問題を単純化してスッキリ考えようとすると、究極は消費者への適正な医療と安全性の確保になるのではないかと思うんですが、そういうことからすると、登録販売師として医薬品を販売できる資格というのは、やはり薬剤師と同等のレベルのものが要求されなければならないはずです。 これからこの試験のレベルなどを考えていかなければいけませんが、今回のアスピリン問題(医療用医薬品のアスピリン使用上の注意改訂)なども含め、行政は真剣に考えるべきです。1日量でも医療用と一般用のアスピリンはさして服用量に差がないのですから。まして「アセチルサリチル酸=アスピリン」という認知さえあるのか疑問符です。 こういった状況のなか、リスク分類や資格試験のレベルについて真剣に考えてもらいたいものです。コンビニのバイトのお兄ちゃんがバンドの傍ら一夜漬けしてパスしてしまうような試験では(神童であれば受かるかも^^)、非常に問題があるのではないでしょうか。何か問題が起きてしまってからでは遅いのです。 JR西日本、フューザー、東横イン 利益や利便性ばかりを考えて安全性をおろそかにした結果とりかえしのつかないことになりかねません。 薬剤師という国家資格以外に登録販売師という資格を作らせてしまった薬剤師サイドにも、今まで専門家としての自覚ある仕事をしてきたのか、もっと自分たちの専門性のアピールが足らなかったのではと反省すべき点はあるかと思います。私が薬局に買い物に行っても薬剤師だからきちんと情報提供しているとは思えない場合もある。ドラッグストアなんかではバイトのお姉ちゃんがスイッチOTC薬や風邪薬の説明もせずにトイレットペパーと一緒に買い物籠へ薬を放り込んでいる。ホントに法律が変わったからってきちんと情報提供されるようになるのだろうか? 考え方を変えれば、薬剤師は6年生となってしまい、こうした人にきちんと教育をして試験を受けさせきちんと説明させていく、説明を義務づけるとなるといたしかたなかったと捕らえることもできる。薬剤師に関しては、悲願であった6年制を勝ち取ったかに見えるが職域が侵されていることを考えるとどうなのであろうか。まさか6年制との引き換えに登録販売師を許した密約が???考えすぎか^^ 日本薬剤師会もがんばれ!もっと自覚と自負とプライドをもってガンバレ! 遠慮しないで、調剤や医療制度改革の方面でしっかりと考えを示し、国にもっと意見・アピールしてもいいかもしれない。 いずれにしろ、消費者への医薬品の情報提供ということに関しては、安全性重視の時代、真剣に考えなければいけないのである。
by yakuji-info
| 2006-05-27 17:32
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