世界保健機関(WHO)報道官は、インドネシアの一家7人が高病原性鳥インフルエンザに感染し、うち6人が死亡した事態について、ウイルスが人間から人間に感染した可能性があると述べた。
つまり新型インフルエンザの登場???
スマトラ島北部の一家で、5月初めから22日にかけて、6人が死亡。家族そろって感染したことや、周囲に鳥インフルエンザに感染した動物がいないことから、ヒト同士の感染の疑いが持たれている。
WHOによると、家禽類も売られている市場で野菜を売っていた一家の女性が、一番最初に感染し、この女性は5月4日に死亡、他の家族に感染したと見られる。一家は窮屈な場所に一緒に暮らしていた。
WHOはこれまで、感染者の体内で鳥インフルエンザとヒトのインフルエンザのウイルスが突然変異を起こし、病原性が非常に高く、感染しやすいウイルスの出現を懸念している。
しかし、この一家の感染者から検出したウイルスは突然変異体ではなく、容易に人間には感染しないとして、平静を呼び掛けている。
WHOは現地に専門家を派遣し、一家の感染経路を詳しく調べる。
WHOの発表によると、5月23日現在、鳥インフルエンザの感染者はアジアを中心に世界10カ国で218人に達し、うち9カ国で124人が死亡している。