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最近いろいろなところで「エイジング」という言葉も耳にするが、行政は「エイジング」という言葉に対して過敏になっている。
老化していく過程を若くしていくということにつながる誤認性があるからである。 「アンチエイジング」といえば確かに問題があるかもしれないが、果たして「エイジング」という言葉はいけないのであろうか? エイジングにおいては、年取ったものを若くするような消費者の誤認性があるのではと、行政の監視指導がいってくる可能性がある。誤認性なんてものは便利な言葉で、範囲を広げようと思えば明確にNo!と断っていない限りは誤認性はあるものである。 誤認性があるとされれば、薬事法違反にはされなくても表示や広告の改訂を余技なくされるリスクがある。 そこで、エイジングという言葉がホントにまずい言葉かどうか、論理的に検証してみることにする。 ageing : show or cause to show signs of adbancing age. (Oxford Dictionary) つまり、年が進んでいくなかでいろいろ現れてくる徴候そのものやその原因のことである。 日本の百科事典をひいてみても、加齢とも。生存時間の経過に伴って整体にさまざまな変化が起こること。 それぞれのライフステージにおける変化を行っているのである。 エイジングという言葉だけでは、人体に対する生理作用云々ということを言っているわけではない。また、発育期や中高年期など自然なライフステージに関して標榜することに関してはダメではない。 発育期も中高年期もエイジングの一つのステップである。 最も物事を理知的に合理的に考えるといわれているアングロサクソンの代表選手 米国はどういう考えなのであろうか? 加齢や更年期、月経周期に関しては、自然な状態または経過として扱っている。それ自体は疾病ではないとしている。明確にdisease claimと分けているのである。しごく当然だと思う。 これに対してrestore(回復させる), support(支持する), maintain(維持する), raise(上昇させる), lower(低下させる), promote(促進する), regulate(調整する), stimulate(刺激する)といってはまずいだろう。 もちろんprevent(予防する), mitigate(軽減する), diagnose(診断する), cure(回復する), treat(治療する)といった言葉もまずい。 でも加齢や更年期、月経周期という言葉だけをもってアウトとしていないのである。エイジングとは、ライフサイクルに伴う自然の変化であるととらえている。 文化の違いや社会的背景も違うということはわかるが、どうなのだろうか。 個人的な意見をいわせてもらうと、たとえば食品にエイジングということを標榜するとした場合、アンチエイジングやエイジングライフの改善はNGであろう。しかしヘルシーエイジング、エイジングを考えた栄養バランスこれらは薬事法違反にできないと考えるのであるがいかがであろうか。 ところが、日本の監視指導では「エイジング」という言葉のみに反応してしまい、また「エイジング=老化」ということで消費者への誤認性があるのでは!と指摘をされる可能性が高い。指摘されれば周りの文言なども含めヘタすると回収、そうじゃなくても表示・広告の改訂を言い渡されることになるであろう。 あとは、メーカーや広告代理店が、どこまでリスク&ベネフィットを考え、勇気をもってチャレンジしていくかであろう。非常に難しい問題である。
by yakuji-info
| 2006-05-23 06:48
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