福島県立大野病院で帝王切開を受けた女性が死亡し、医師が逮捕、起訴された医療事故で、全国保険医団体連合会は厚生労働省に対して、医療事故の被害者救済と再発防止のため専門家らでつくる中立的な第三者機関を設立することなどを求める要望書を提出した。
要望書で「今回の事故は、深刻な産婦人科医不足や県立病院全体の安全体制の問題に深く根差しており、一産婦人科医の責任に矮小化することは許されない」と指摘。
同連合会の会員は、全国の医師、歯科医師約10万人。
主な要望内容な次のとおり
1.医療事故を取り扱う公正中立な第三者機関を設置すること。
2.医療事故による死亡については、第三者機関に届け出る仕組みを整備すること。
3.被害者の迅速な救済のため、無過失補償制度の導入を検討すること。
4.産婦人科医、小児科医の過酷な労働条件を改善すること。
医師法第21条では異状死の届出義務があると規定されているが、日医からも第三者機関の設置案が出されていた。