ジニ係数とは、イタリアの数理統計学者ジニが1936年に考案した指数で、所得分布などのように、統計の各個体(標本)の大きさに関する分布状況について、その平準度を見るための指標。
値が小さいほど平準度は高い。つまり値が大きいほど格差拡大を意味することになる。
代数的には、「任意の2つの標本の格差が全標本の平均値に対してとる比率の期待値」として定義される。つまりジニ係数が0だと全くの平等、1だと完全不平等となる。
ジニ係数 :上層階級のシェア% : 階層間所得比率倍
0.2 : 40 : 2.3
0.3 : 35 : 3.4
0.4 : 30 : 5.4
0.5 : 25 : 9
0.6 : 20 : 16
0.7 : 15 : 32
0.8 : 10 : 81
0.9 : 5 : 361
つまり、ジニ係数が0.5だと、所得を均一とした場合の所得のジニ係数を0.5とすると、階層間で9倍の所得格差があることとなる。厚生労働省の年間所得金額のジニ係数は、全世帯で0.38~0.40となっている。
ジニ係数の目安 としては次のように言われている。
~0.1 : 平準化が仕組まれる人為的な背景がある
0.1~0.2 : 相当平等だが向上への努力を阻害する懸念がある
0.2~0.3 : 社会で一般にある通常の配分型
0.3~0.4 : 少し格差があるが、競争の中での向上には好ましい面もある
0.4~0.5 : 格差がきつい
0.5~ : 特段の事情がない限り是正を要する
果たして、今現在のジニ係数はどうなっているのだろうか・・・
ジニ係数の詳細