任期満了に伴う日本医師会(日医)の会長選挙は、自民党との関係改善を訴えた東京都医師会長の唐沢祥人氏が、小泉政権に距離を置いてきた現職の植松治雄氏を破って初当選した。
任期は2年。代議員350人の投票結果は、唐沢氏198票、植松氏152票。
会長選は、自民党との関係の在り方が最大の争点だったが、唐沢氏は「医療はこうあるべきだと政権政党にしっかりと説明していきたい」と、関係改善への決意を強調。植松前会長の路線について、自民党議員を「玄関払いし、話を聞かない関係だった。国民にとっても医療関係者にとっても不幸だ」と指摘した。
医療制度改革や診療報酬改定で医師に対し厳しい決定が続いてきたことから、自民党との関係改善を望む声が強まった結果とみることができる。昨年の衆院選で、植松執行部は郵政民営化に反対する一部の無所属候補を支援し、自民党支持を明確にしなかった。選挙戦で唐沢陣営は、植松会長の下で自民党と疎遠になり、2006年度の診療報酬改定で過去最大の3.16%の引き下げにつながったなどと激しく批判した。
もし、この批判が本当であれば、診療報酬改定は、本来国民や純粋に国家を考えてのことであるべきが、日医と自民党の関係で左右されていることになり、重大な問題である。
話を玄関払いされ聞いてもらえなかったからその報復か何かで重要な医療制度問題が左右され、政治の道具として使われているとしたらひどい話である。玄関払いするほうも悪いが、それを政治の道具していたとするともっと悪い。 まさか、そんなことはないと思うが・・・
大丈夫ですよね^^