ぐっすり睡眠で過半数に高血圧改善?=「生活習慣病に効果」
高血圧症などの生活習慣病を抱える人は、不眠で悩む割合が健康な人と比べて高い一方、睡眠薬を使用してぐっすり眠ると過半数の人が症状の改善を実感することが、久留米大学医学部の調査で分かった。
1月下旬、JR東海の協力を得て。有効回答は5952人(平均44.2歳)
・1月下旬
・JR東海協力
・35~59歳の男女8550人を対象に、過去2年間の総コレステロール値や血糖値の異常の有無のほか、不眠状況や対処法などを質問
☆生活習慣病の高血圧症、高脂血症、糖尿病の3疾患
・1つ以上の疾患がある 50.4%
☆不眠で悩んだ経験がある
・生活習慣病がない人 28.1%
・いずれか治療中の人 30.8%
・3疾患すべて治療中の人 36.7%
☆服用前後の症状変化(生活習慣病治療中に睡眠薬を服用した人)
・改善した 53.1%(高血圧症に限ると、65.3%改善)
・変化なし 44.1%
・悪化した 2.7%