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人気の健康食品として含有食品を摂取して腹痛や下痢などの症状が起きたという報告が厚生労働省に寄せられた「コエンザイムQ10」の安全性について検討していた食品安全委員会の専門調査会は、「科学的データが不足しているため、摂取の上限値などを示す健康影響評価を行うことは困難」とする報告案をまとめた。
コエンザイムQ10の適切な摂取量について、コエンザイムQ10は一般的に高用量でも副作用が出にくく、かなり安全性が高いと考えられているが、多量に摂取した場合に軽度の胃腸症状(悪心、下痢、上腹部痛)が報告されているもの。しかし、ヒト臨床研究では有意な副作用は認められていない。 日本では、医薬品として使用する場合のコエンザイムQ10の上限量は1日に30mg。 一方、食品として流通しているコエンザイムQ10製品のその含有量はこの医薬品量を遙かに超えていて、過剰摂取を防止する観点から適切な摂取目安量を設定するための取り組みとして、食品安全委員会で専門家による詳細な検討が行われてきたものである。 専門調査会では、コエンザイムQ10の摂取と症状の因果関係が不明であることや、大量に摂取した場合に体内に及ぼす影響についてのデータが存在しないことなどから、現段階での評価は難しいと結論づけた。 コエンザイムQ10について コエンザイムQ10は肉類や魚介類などの食品に含まれている脂溶性の物質で、ヒトの体内でも合成される。生物界に広汎に(=ユビキタス;ubiquitous)分布するキノン構造を有する物質であることから、ユビキノン(ubiquinone)とも呼ばれる。 コエンザイムQ10は、体内でも合成され、「微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分で作ることができない化合物」というビタミンの定義からはずれるのでビタミンでなくビタミン様物質といわれています。 ちなみにコエンザイムQ10の「10」という数字は、構造中のイソプレンの数になてちます。 その歴史は、1957年、ウィスコンシン大付属酵素研究所でウシ心臓ミトコンドリアより脂溶性物質を単離され、電子伝達系に関与する補酵素であり、10個のイソプレン単位からなる側鎖を有することからコエンザイムQ10と命名されている。 1973年には、日本でうっ血性心不全治療の医療用医薬品として世界で初めて認可された。 さらに、1991年には、日本で一般用医薬品として薬局薬店での販売が認可されている。 2001年に、日本において食薬区分の変更により食品成分としての利用もできるようになった。 【コエンザイムQ10の働き】 食事から摂取したコエンザイムQ10は小腸で吸収された後リンパ管を経由して血流に入るが、その吸収率は低く、60%は吸収されずに排泄される。また摂取した量の3%が血漿に分布するというデータもある。脂溶性のため、空腹時よりも脂肪の多い食事といっしょに摂ると吸収率が高まる。 体内でベンゾキノン環の部分はアミノ酸であるチロシンから、イソプレン側鎖の部分はアセチルCoAを経由してメバロン酸から合成される。イソプレン側鎖が合成される過程はコレステロール合成系と共通。 体内分布は、呼吸活性の高い組織である心臓や、肝臓、膵臓、腎臓、副腎などに多く含まれり。 血液中ではLDLなどのリポタンパク質に結合して存在し、細胞内では主にミトコンドリア内膜に存在する。ヒト組織中でのコエンザイムQ10は脳と肺以外では還元体(ユビキノール)の形態をしている。 コエンザイムQ10の体内における働きは、電子伝達系における補酵素(コエンザイム)として体内のエネルギー単位であるATP(アデノシン三リン酸)の産生に関与することです。また抗酸化物質としても注目されている。 医薬品や健康食品に配合されているコエンザイムQ10は現時点ではテンサイやサトウキビを原料とし、酵母および微生物による発酵や化学合成により製造されている。
by yakuji-info
| 2006-03-17 07:31
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