医療情報のインターネット検索を手掛ける米ヘルスライン・ネットワークスが日本市場に進出する。
http://www.healthline.com/
日本に合弁会社を設け、病名などをキーワードに関連情報を見つける日本語の検索サイトを年内に始める。海外進出は日本が第一弾となる。
Googleで「cystitis(膀胱炎)」を検索すると約 1,880,000 件が検索される。これではお目当ての記事にはいつたどり着くか分からない。
これに目をつけたベンチャー(ヘルスライン)が、医療情報を探し出す検索サイトを運営している。このサイトで「cystitis」と入力すると検索結果は233件となる。このサイトは医師1100人の協力で5年かけて開発した。
米国では国民一人当たりの医療費が日本の2.6倍。患者が消費者の立場で医療の効率性に目を光らせないことが医療費高騰の背景と見られている。
患者が正しい医療情報をネットで検索し見つけ、理解できれば、「本当に必要な検査か」、「ほかに治療の選択肢は無いのか」と医師に問いかけることで、医療の無駄をなくし品質も高められるとみる。ITを活用しようとする動きは医師側にもある。患者からメールで質問や相談を受け付ける。医師もメールなら診察の合間を利用して患者の経過を観察でき、治療効果が高まると評価する。
ヘルスラインは、「海外進出するなら日本」と考えていたらしい。
患者が手軽に情報を入手できれば医療の効率化を促すとみており、高齢化で医療費負担が増大する日本市場への参入を決めた。 医療関連企業などと提携し、日本語の検索サイトを運営する合弁会社を設立する予定。ヘルスライン本体に出資している三井物産が協力する。