2006年1月、7人の死者を出した長崎県大村市の認知症高齢者グループホームの火災を受けて、全国の7963施設の認知症高齢者のグループホーム8259棟の防災システムが総務省により調査された。
このうち、防炎カーテンや誘導灯の未設置など何らかの形で消防法に違反する施設(棟数)は46.8%、3866棟に上ることが分かった。
弱者切捨てが進んでいるなか、こういったニュースを聞くと恐ろしくなってくる。安心してホームにも入れない。まあ、今回はたまたまグループホームが調査されたが、この調子だと他の施設でもわかったものではない。最近は法を遵守しないということでいろいろなことが問題になっている。日本のコンプライアンス、マラルハザードはいったいどうなってしまっているのだろう。
これでは三流国家といわれてもしかたがないと思うのである。
もっとも、世界No.1を自負する米国ですら、あのBSE問題でみそをつけている。
儲かればいい、利潤追求! ちょっと度が過ぎてはいないのだろうか。
まずはその前に安全性・法遵守である。倫理的には問題でも、法遵守してればいいだろう、罰せられないのだし・・・罰せられなければ何でもいいだろうという考え方も困りものであるが・・・
大規模な施設に設置が義務付けられているスプリンクラーを備えていない例もあった。
消防庁は「施設側が消防法の規定を知らないケースも多く、法令の周知徹底が必要」として、各都道府県に防火対策を指導するよう要請した。
違反が最も多かったのは
消火器や火災報知機などの設置状況を定期的に消防本部に知らせる点検報告:24.4%
カーテンやじゅうたんなど防炎物品の不備:24.3%
避難誘導灯の未整備:4.0%
延べ床面積300m2以上の施設に義務付けられている自動火災報知機の未設置:2.9%
スプリンクラーが義務付けられた原則1000m2以上の施設で未設置:0.2%