どこかのヨタ新聞の記事見出しみたいになってしまいましたが、現実問題として可能性が否定できない状況かもしれません。
愛煙家の方にとっては、生活問題ですが、いろいろ続く愛煙家バッシングに、またしても問題がでてきた。
2003年5月に公共施設での受動喫煙防止を定めた健康増進法が施行
自治体レベルでは路上喫煙防止条例が制定
2005年2月にたばこ規制枠組み条約の発効で、タバコの箱の30%以上の面積を健康被害の警告に充てることなど規制が強化
年々、喫煙者にはつらい社会情勢となってきている。
この前タバコの箱をみてみたが、書いてある書いてある注意表示の山。あれでは商品デザインもなにもあったものではない。しかも内容を読んでみるとタバコを吸いたくなくなるような注意事項が・・・
しかし、これにさらに追い討ちをかけるかのごとく厚生労働省が、がんや脳卒中の原因とされるたばこの喫煙率減少に向けた数値目標を新たに設定する方針を固めた。
「健康日本21」で、厚労省は酒類や塩分摂取量の数値目標を設定、たばこも「成人喫煙率と国民1人当たりのたばこ消費量を半減させる」との具体目標を盛り込もうとしたが、たばこ業界を中心に反対が強く、見送られた。
しかし厚生労働省は、近年の禁煙・分煙化を追い風に、あらためて数値目標が必要と判断。有識者による議論で具体的な数値を決めたい考えでいる。
現在の状況はというと、1990年に60%を超えていた成人男性の喫煙率は2000年には53.5%、2005年には45.8%(日本たばこ産業調べ)と漸減したが、20~50代の男性の率はほとんど変わらず、女性の喫煙率はかえって増えていると指摘されている。
伏線として「たばこ税の大幅値上げ」があるのであろうか。
星城大学の調べだと、一番やめにくかった20代でも、430円で25%が、550円で50%が禁煙すると推定された。全体では430円で31%、550円で56%が禁煙すると推定されている。もっともきちんと禁煙するか、できるかっということについては別問題ではあるが・・・ ってことは、タバコが550円になる日もそう遠くないのかもしれない。