食品安全委員会は、新開発食品調査会の第30回会合を開催、前回に引き続き大豆イソフラボンのリスク評価について検討したが、今回も最終合意には至らず、結論は次回以降に持ち越しとなった。
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しかし、リスク評価の方向は「イソフラボンの安全な1日摂取目安量上限値として70~75mg」、「トクホとして通常の食生活に上乗せして摂取する場合は30mg」で固まりつつある。
上限設定に対しては、早くから健食業界をはじめ、大豆関連の食品メーカーから「豆腐一丁で80mgに達してしまう。大豆食品に対する国民の誤解を招く」など反発の声も挙がっている。
既に特定保健用食品として、同じ関与成分、1日摂取目安量(40mg/日)の飲料形態の5 品目が許可され、販売されている。
今回問題になっているのは、アグリコンであるが、これらに含まれる多くがアグリコンに糖が結合した配糖体の形である。
これらについては、念のため、特に大豆イソフラボンの内分泌かく乱作用の観点から、「妊娠女性、胎児・乳幼児、小児の方は摂取しない旨」、
「他のイソフラボン含有サプリメントとの併用はしない旨」、「過剰摂取はしない旨」等の内容の注意喚起の表示を行う必要があるという方向で進みそうである。
参考として
「大豆イソフラボン40」に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)が示されている。