年をとったら帽子をかぶろう!
皮膚や髪の毛の色は、メラニンによってきまる!
ご存知の方もいるとおり
メラニンは、黒色メラニン(ユーメラニン)と黄色メラニン(フェオメラニン)の2種類がある。
ユーメラニンが圧倒的に多ければ、黒髪に・・・
かなりの量のフェオメラニンが加わると赤毛になる
ユーメラニンがなく、フェオメラニンのみになると、金髪になる!
ユーメラニンには、皮膚や髪の毛を紫外線から防御する働きがある。
具代的にはユーメラニンは紫外線そのものを吸収するのだが、sらに紫外線によって発生するラジカルを吸収するスカベンジャーとしての作用ももっているのだ。
つまりユーメラニンの少ない白人では、皮膚の日光老化や日光角化症が早くから現れやすい。
したがって、深いシワができやすいということなのだ!
真皮の弾力繊維が破壊され、萎縮し、表皮がたるみシワができてくる。
残念ながらフェオメラニンには紫外線防御作用はないのである。フェオメラニンに紫外線が当たるとラジカルが発生してしまう。
このラジカルは周囲の蛋白質やDNAと反応し変化をもたらす。
赤毛の人にメラノーマが多いのは、赤毛の人に多いフェオメラニンに紫外線が当たり、生じたラジカルが染色体のDNAを変性させるためといわれているくらいである。
フェオメラニンの多い金髪や赤毛の人の白人は、皮膚はもちろん髪の毛でも紫外線により生じたラジカルにより頭髪に影響がでてきていることが考えられる。
長髪の黒髪では紫外線が頭皮に頭髪しにくく頭皮が色白である。
年とともに髪の毛が薄くなると頭皮も紫外線の影響を受けやすくなり、徐々に褐色化してきてしまう。
それなりの年齢になったら、帽子をかぶったほうがいいかも・・・