厚生労働省は、医療保険適用型療養病床の長期入院患者に対し、入院日数が180日を超えると自己負担が増える「180日ルール」を来年4月の診療報酬改定で廃止する方針を中央社会保険医療協議会(中医協)に示した。
180日ルールは退院できるのに入院し続ける「社会的入院」解消のため、罰則的に導入された制度。同じ病気での入院日数が通算180日を超えると、入院料の15%が保険給付の対象外となるが、現実には行き先がないため、負担増のまま入院し続ける患者が多かった。
そこで同時に、同療養病床の患者を処置の内容や疾患、状態に応じて分類。医療の必要度が低い患者への診療報酬を減額し、介護保険適用施設などに移るよう促す報酬体系にすることが検討されている。
病院のサロン化が問題になっているが、適正な治療を受けるべき患者には受けれるようにすることが大切で、疾患の状態や個人差などにより変わってくる。それにみあった医療の提供ができるようになっていけばいいのではないか。