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2015年4月から、食品表示法が施行され、食品の機能性表示が認められるようになりました。
発売60日前に消費者庁に届出することになっていて、その内容と届出された資料が、消費者庁のホームページに掲載されています。 5月22日現在では、26製品が届出されていて、早い製品だと2015年6月には、店頭に登場してきます。 http://www.caa.go.jp/foods/index23.html さて、薬剤師として気になるのが、医薬品との相互作用です。 もちろん、それ以外にも有用性や安全性についての質問というものもあるかと思いますが、特に医薬品との相互作用については、次のような注意事項が記載されることになっています。 *「本品は、疾病に罹患している人、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された商品ではありません。」 *「疾病に罹患している場合は、医師に相談の上、摂取してください。」 *「医薬品を服用している場合は、医師、薬剤師に相談の上、摂取してください。」 *「体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。」 疾病に罹患している人などは、医師に相談してくださいでもいいのかもしれませんが、対象に開発された製品じゃないのはわかるけど、妊産婦は飲んでいいのか? 小学生だけど飲んでいいのか? こんな医薬品飲んでるんだけど相互作用大丈夫? といった質問が予想されます。 ということで、届出された26製品について、安全性情報という資料をみてみました。 特に、医薬品との相互作用については、ほとんどの製品が、「医薬品との相互作用:なし」となっています。 機能性表示食品は、メーカー責任ということもあるのでしょうが、まあ調査した内容の深さはまちまちだなと思いますし、作用機序についてもきちんとデータや図解で説明している製品もあれば、なんかわかりにくくあまり説明されてないのではないかなという印象をもつものもあります。 医薬品との相互作用について記載があったものもありますが、2次情報・動物実験・in vitroのものであり、ヒト試験では報告されていないので、可能性は低いと考えますという判で押したような評価コメントになっています。 成分別にみてみると、26製品で、医薬品との相互作用について記載されていたものは次のようなものがありました。(他のものは、医薬品との相互作用なしとしていました。) いずれも、最終的な結論としては、動物実験などで報告はあるものの、相互作用の可能性は低いとしていました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【難消化性デキストリン】 ●難消化性デキストリンは、水溶性食物繊維とアセトアミノフェンの相互作用が、日本食品化学学会誌で報告されているが、これは高濃度で摂取した場合にアセトアミノフェンの吸収を阻害するというもので、実際の機能性表示食品に含有される量では、アセトアミノフェンの吸収低下は起こりえないものと考えられています。 【モノグルコシルヘスペリジン(ヘスペリジン)】 ●ラットでCYP3A及びP糖タンパクの阻害が示唆される血中濃度上昇の報告がジルチアゼム、ベラパミルであるが、ヒト試験の報告はなく、相互作用を起こす可能性は低いと考えられる。 in vitro(ヒト肝ミクロソーム)では、柑橘類はCYP2C9、CYP2D6、CYP3A4をわずかに阻害したという報告があるが、ヒト試験の報告はなく、相互作用を起こす可能性は低いと考えられる。 ●脂質異常症治療薬との併用で、LDLコレステロールや中性脂肪の低下作用が増強される可能性があるが、1次情報、文献検索において相互作用の報告はない。 ●抗凝固薬とは、論理的に血小板凝集抑制により出血リスク増大が考えられるが、可能性は低い。 ●降圧薬との併用で相加的に血圧低下をさせる可能性が考えられるが、動物実験報告はあるものの、ヒト試験での報告はない。 ●ベンゾジアゼピン系との併用で、鎮静作用増強が動物実験で報告されているが、ヒト試験の報告はなく、相互作用を起こす可能性は低いと考えられる。 ●セリプロロールとの併用により、セリプロロールのAUCを低下させる可能性があるが、ヒト試験の報告はない。 ●中枢抑制薬ではジアゼパムとの併用で、ヘスペリジンがオピオイド受容体活性による鎮静作用をもつことから、作用増強の可能性があるが、ヒト試験での報告はない。 【アスタキサンチン】 ●CYP1A1の発現及び活性を誘導し、NADPH P450還元酵素活性を阻害したという報告が動物実験であるが、ヒト試験の報告はなく、相互作用を起こす可能性は低いと考えられる。 【DHA】 ●抗凝固薬との併用で凝血能が低下するので出血傾向が高いヒトは注意となっているが、機能性表示食品で摂取する量は大量ではなく、抗凝固薬との相互作用の可能性は低いと考えられている。 ●血糖降下薬については、理論的に糖尿病治療薬の効果を弱めてしまうことが考えられ、実際Ⅱ型糖尿病患者対象のRCT試験で空腹時血糖値が有意に上昇したという報告もあるが、機能性表示食品では摂取量が多くはないということで可能性は低いとしています。 ●降圧薬については、DHAに血圧降下作用があるので、作用増強が考えられるが、RCT試験では血圧に影響がなかったとされていて、相互作用の可能性は低いとされています。 ビフィズス菌(ロンガム種)を機能性成分としている製品もありましたが、抗生物質との併用について注意しなくても大丈夫なのかどうか・・・ 抗生物質を服用する時間から2時間以上あけて、ビフィズス菌を摂取したほうが良いような気もするのだが・・・
by yakuji-info
| 2015-05-25 01:02
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