ロドデノール含有化粧品の安全性に関する特別委員会報告が7月11日に出されました。
【ロドデノール誘発性脱色素斑 (Rhododenol-induced leukoderma)とは】ロドデノール含有化粧品を使用後、主に使用部位に生じる様々な程度の脱色素斑。
使用中止により一部あるいは全体に色素再生が見られることが多い。
【診断基準】必須項目1.ロドデノール含有化粧品を使用していた。
2.ロドデノール含有化粧品を使用する前には脱色素斑がなく、使用後、使用した部位におおむね一致して生じた完全ないし不完全脱色素斑がある。
【ロドデノールの美白メカニズム】ロドデノールの構造はチロシンに似ているので、チロシナーゼと反応しロドデノール代謝物ができます。
チロシナーゼは、チロシンからメラニンを生成させますが、ロドデノールとも反応するので、チロシンからメラニンができる働きが弱くなりメラニン含量が低下してしまい、美白効果をもたらします。
一方、ロドデノールの代謝物は、過剰にできることで細胞障害を起こし色素細胞であるメラノサイトの働きを弱くします。これにより白斑ができてきます。
ロドデノール含有化粧品使用者の2%に脱色素斑が見られていますが、原因はまだ十分に解明されていません。
【ロドデノール誘発性脱色素斑の患者数】2014年5月31日現在、14,612人(カネボウ化粧品報告より)
顔や手など広範囲にわたり明らかな白斑」がある方 : 1,613人
3箇所以上の白斑、5cm以上の白斑、顔に明らかな白斑のいずれかに該当する方 : 4,649人
【診療可能施設・疾患に関する情報】http://www.dermatol.or.jpこれらの施設に受診が難しい場合は、まず近くの皮膚科専門医を受診してください。
皮膚科専門医マップ
http://180.8.9.210/medical-specialist/map/index.html参考 :
http://www.dermatol.or.jp/news/news.html?id=189