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日本は超高齢化社会と言われていますが、具体的にはどのようになっているのでしょうか。
日本は2060年には総人口の約4割が65才以上の高齢者ということになります。 日本の人口ということで「人口動態」があります。 「人口動態」とは、一定期間内における人口の変動を意味していて、人口の増減に直接関わってくる「出生」「死亡」「死産」と間接的に係わってくる「婚姻」「離婚」の5つによって表されます。各種届出から得られた情報をもとに、厚生労働省が毎年公表しています。 2012年では、出生数が103.7万人、死亡数が125.6万人となっています。 出生率=(1年感の出生数/その年の人口)×1,000 は、8.2(人口千対) 日本は、超高齢化社会に突入しているほか、少子化問題が深刻化しています。 待機児童問題、子育て支援、結婚しない若者など問題は多くなっています。 日本は非婚化、晩婚化によって20才代での出産がすごく減少していて、それにより出生力の低下がでてきています。 少子化の問題を考えるときに重要なものとして「再生産率」があります。 「再生産率」とかいうと、何か工場の部品でも再生するのかなというようなニュアンスの言葉ですが、実は、将来の人口増減を予測する重要な指標です。 将来、一人の母(15~49才の女性)がどのくらい子供を産むかを示す数字が「再生産率」になります。そしてこの再生産率には3つの指標があります。 ●合計特殊出生率 (単に女性が生涯産む子供の数を表します。) 合計特殊出生率 = 15~49才までの各年齢の(母の年齢別出生数/同年齢の女子人口)を合計。 2.1を割ると将来人口は減少します。 ●総再生産率 (1世代以降の人口の変化をみるのに役立ちます) 総再生産率 = 15~49才までの各年齢の(母の年齢別女児出生数/同年齢の女子人口)を合計。 1を割ると将来人口は減少します。 ●純再生産率 (1世代以降の人口の変化をみるのに役立ちます) 総再生産率に加え、母親世代の死亡率を考慮した場合に、1人の女性が生涯に産む平均女児数 純再生産率が1を超えると、将来人口は増加。 純再生産率が1未満だと、1世代(約30年)以降、人口は次第に減少。 ちなみに、2012年の日本の合計特殊出生率(粗再生産率)は、1.41になっています。 アメリカでは1.89、フランスでは2.03になっています。 ---------------------------------- 今度は、高齢化社会ということで考えていきましょう。 日本の人口については5年に1度総務省が国勢調査を行っています。 2012年10月1日現在の日本の推計人口は、1億2752万人となっていて、自然増減数(出生数-死亡数)は、-22万人になっています。 つまり日本の人口は自然に1年に22~23万人減っているということになります。 40年後には2000万人人口が減ってしまうと言われています。 2012年の国勢調査の段階で、年齢3区分別の人口は次のようになっています。 年齢3区分といえば、次の3つで15才と65才を境に区分されています。 年少人口(0~14才) : 1655万人 (13.0%) 生産年齢人口(15~64才) : 8018万人 (62.9%) 老年人口 (65才以上) : 3079万人 (24.1%) 前期老年人口(74才以下): 1560万人 後期老年人口(75才以上): 1519万人 傾向としては、年少人口と生産年齢人口は減り、老年人口は増えてきています。 人口を表すのには「指数」があります。 年少人口指数 = (年少人口/生産年齢人口)×100 《2012年日本は、20.6%》 老年人口指数 = (老年人口/生産年齢人口)×100 《2012年日本は、38.4%》 従属人口指数 = ((年少人口+老年人口)/生産年齢人口)×100 《2012年日本は、59.0%》 老年化指数 = (老年人口/年少人口)×100 《2012年日本は、186.1%》 最近の傾向をみると、年少人口指数は減少、老年人口指数と従属人口指数は増加、老年化指数はかなり上昇しています。 特に老年化指数は、高齢化の進行状況の指標となります。 2012年では、高齢者1人を約3人の働く人で支える計算になりますが、これが2060年になると高齢者1人を1.3人の働く人で支えるという計算になります。 2012年で24.1%となっている老年人口割合は、2060年には、39.9%とほぼ4割になってしまいます。 2014年現在日本の人口の特徴を見ると、 65~67才の人口が多くなっています。これは1947~1949年の第一次ベビーブームで生まれた世代になっています。 次に40~42才の人口が多くなっています。これは1971~1974年の第二次ベビーブームで生まれた世代になっています。 第一次ベビーブームのあと、24年後に第二次ベビーブームが来ていますが、さらに24年後には第三次ベビーブームは起こりませんでした。 均等にくるとすると、第三次ベビーブームは1995年ごろから数年来てもよかったのですが、来ませんでした。現在だとちょうど20才になっているころの人達ですが、特段に多くはなっていません。 さて、よくテレビや新聞で、「高齢化社会」、「超高齢化社会」などといってますが、定義はあるのでしょうか。総務省統計局の国勢調査報告では、次のように高齢社会の定義をしています。 高齢化社会 : 老年人口(65才以上)の割合が7%以上 高齢社会 : 老年人口(65才以上)の割合が14%以上 超高齢化社会: 老年人口(65才以上)の割合が21%以上 このような違いがあります。 ちなみに2012年の時点で日本は24.1%ですので、既に高齢化社会どころか、超高齢化社会に突入しているということになります。
by yakuji-info
| 2014-04-10 00:06
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