日本では想像しにくいですが、イギリスではアセトアミノフェン(パラセタモール)の多量服用により自殺が多かったため、アセトアミノフェンを含む製品の1包装あたりの錠数制限が行われています。
米国においても問題視されていましたが、タイレノール(OTCの鎮痛剤)のキャップに注意喚起をするという措置がとられています。
イギリス同様に、過量消費によるアセトアミノフェンによる肝障害を防ごうというもので、マクニールヘルスケアが発表しました。
http://www.nydailynews.com/news/national/tylenol-issue-warnings-pill-bottles-article-1.1440915
TYLENOLの製品を見ますと、
「CONTAINS ACETAMINOPHN」、「ALWAYS READ THE LABEL」と白いキャップ天面に赤字で記載されています。
これだと、薬を飲むときに嫌でも、「アセトアミノフェン配合」で常にラベルの注意を読むよう注意喚起されています。
日本では、アセトアミノフェンの製剤は、「してはいけないこと」の注意があり、
用法・用量と合わせて添付文書とパッケージに記載があります。
タイレノールFDの使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり副作用・事故が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないで下さい
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬
3.服用前後は飲酒しないでください
4.長期連用しないでください
アセトアミノフェンの一日量の設定や、社会的背景も違うのでしょうが、どうしても大切な表示は、製品を手に取るときの製品自体に記載があるだけでなく、さらに容器のフタ天面という表示位置の発想というのも検討してもよいのかもしれません。
用法・用量などの記載があれば、もっとよいのかもしれません。