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医薬品のネット販売におけるOTC漢方薬の位置づけについて考えてみました。
OTC漢方薬は、処方として指針がでているものが現在294処方ありますが、漢方薬は全て、第2類医薬品となっています。 東洋医学では、気・血・水(津液)や、五臓六腑、経絡、陰陽、五行などの概念があり、本当に証にあった漢方を処方するとなるとそれらの概念を深く理解している必要があります。 病気の原因1つとってみても、外因(環境によるもので邪気が入り込み病気になるとされている)、内因(感情などによって臓腑が傷つき起こってくる)、不内外因(外因でも内因でもない過剰な労働や暴飲暴食などが原因で起こるもの)の3つに分けられるなど、独特の概念があります。 邪気1つとってみても、風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪があると言われています。例えば寒邪は、冬などに多く、皮膚や呼吸器官から侵入し体の陽気を衰えさせることにより寒気や手足の冷えなどが起きてくるといったような感じで、病気が説明されています。 ところで、漢方医や漢方相談薬局などに行くと、舌をみせてくださいなどと言われることがありますが、あれは舌診といって舌の状態から、体の状態の陰陽などを判断しています。 舌苔の大きさや厚さ、舌の色などを診ていますが、これは望診の一種に位置づけられます。 漢方ではよく、『症』という言葉が使われ、「これは、葛根湯の症だ」というような言い方がされたりしますが、これは葛根湯が著効する症状ということになります。 東洋医学では、診断・治療を考えるときに、『四診(ししん)』というものがあり、例えば舌診は望診の一種にあたります。いわば四つの診断方法ということですが、漢方ではこれらで情報を集め、『証』を立てて治療していくことになります。 『四診』は、『望診(ぼうしん)』(体型や動作、舌や顔の色を観察)、『問診(もんしん)』(家族歴や病歴、経過などを聞き出す)、『聞診(ぶんしん)』(患者の声、呼吸音、咳、体臭など聴覚と嗅覚を観察)、『切診(せっしん)』(お腹を触って診る腹診などで腹圧や緊張具合を観察)の4つがあります。 これらの観察をもとに、八綱(表・裏・寒・熱・虚・実・陰・陽)を診ていくのですが、病位(病気の位置の深浅)を表証又は裏証で、病気の性質を寒証又は熱証で、病気の状態を虚証又は実証で表し、さらに陰陽の概念を組み合わせていき、漢方薬が決められていきます。 この『四診』を考えたとき、漢方医はもちろん医者ですので医事行為OKであり、四診をして薬を処方することができます。 それでは、漢方相談薬局はどうなるのでしょうか。 四診は、望診、問診、聞診、切診がありますが、このうち体に触れるものは明らかに医事行為ととられ、医者でなければできません。厚生労働省の指導対象となってしまう可能性大です。つまり『切診』がこれに該当します。 切診の中には、お腹を触って緊張状態などを調べる「腹診」や、脈(寸・関・尺)を診る「脈診」があります。 脈診では、脈の深さや速さなどから気・血・水の状態を診断できますし、腹診では、柴胡剤の主訴である胸脇苦満とか胃内停水などを判断することができますが、漢方相談薬局では、これらは望診、問診、聞診から判断していくことになります。 その中でも、いろいろと聞き出す問診は、重要な役割を果たすことになります。 さて、漢方薬をネット販売となると、聞診は実行しにくくなります。患者の呼吸音や体臭などは判断できなくなってしまいます。 真面目に証にあった漢方薬をと考えると、やはり対面となってしまいますが、漢方相談薬局は別として、通常の薬局やドラッグストアでは、患者の呼吸音や体臭、さらに問診などは行われず、漢方薬ですとそのままレジにというのが通常でしょう。 セルフメディケーションということを考えると、患者さんが自分で脈診や腹診などをし、自分で証を判断できればいいのでしょうが、東洋医学は複雑でいろいろな概念が入り交じっていて、一筋縄では理解できません。 さらに、日本は鎖国をしていた関係上、日本独自の漢方が育ち、本場中国とは違った形で発展したという経緯もあります。実際に実証や虚証といったものの考え方についても、中国と日本では若干のズレがあるようです。 結局は、大雑把な体の状態を患者さんに判断してもらい、その中でセルフメディケーションが推奨されていくという形になるのでしょう。 本格的に漢方薬と向き合いたい人は、ネットではなく漢方医や漢方相談薬局を訪れ、四診を受けるという選択肢をとるのでしょう。 日本のOTC医薬品の漢方の効能で、体質にあたる部分をみると、次の8通りのいずれかになります。 「体力が充実」、「比較的体力がある」、「体力中等度以上」、「体力中等度」、「体力中等度以下」、「体力中等度又はやや虚弱」、「体力虚弱」、「体力に関わらず使用可」 なんともまあ、おかしな表現で、「体力虚弱」とかの虚証の表現と思われる部分はまだいいのですが、実証の表現と思われる「体力が充実」や「比較的体力がある」などは、人によっては「体力が充実してるんだったら病気じゃないじゃん!」、「比較的体力があるんなら、放っておいてもいいでしょ!」と思ってしまうのではないだろうか。 何はともあれ、普通は大体の感覚でこのくらいの形でしかわからないと思うので、アバウトに証を理解する(表証や裏証、寒証や熱証、陰陽の区別よりは、実証や虚証の判断はしやすい)という意味もあるのだろう。 自分に合った漢方薬については、漢方医に診断してもらうか、経験豊富な漢方相談薬局に行ってみることをお奨めしますが、OTC漢方薬294処方の添付文書から、対象となる体質や注意等を検索できるようにしました。 http://89314.main.jp/kanpo1/ http://89314.main.jp/kanpo/ 漢方薬の情報提供ページ http://kanpo89.web.fc2.com/ からもアクセスできます。
by yakuji-info
| 2013-08-19 01:20
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