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日本国内の献血で、シャーガス病(アメリカトリパノソーマ病)の抗体陽性のものが確認されました。
今回問題となっているのは、中南米出身の40歳代の男性からとられた血液がから、シャーガス病の抗体や病原体の遺伝子が検出されたみたいです。 最大3割の患者が10~20年後に重い心疾患や消化器疾患を発症するとも言われています。 特に中南米出身者であれば、完成の可能性を疑うなでお、注意のしようもあったのではないだろうか。 中南米出身の40歳代の男性から2012年10月までに少なくとも9回も献血されていて、いずれも陽性だったらしいが、これがなぜ血球製剤9本と血漿製剤2本に使われているらしい。 シャーガス病は、日本ではあまりなじみがないかと思います。これは原虫(鞭毛虫類キネトプラスト類トリパノソーマ属)の感染を原因として、アメリカ南部から中南米にかけて流行しているものですが、以前より中南米からの出稼ぎ者でシャーガス病陽性患者が見つかっていました。 サシガメという中南米に生息しているカメムシの一種が媒介しています。 江戸のかわら版なら、こんな風にニュースに・・・ この世間をシャーガス(騒がせ)ているのが、原虫だなんて、どうも原の虫がおさまらないってんだ べらぼうめ! だれのサシガメ(差し金)だが、存じやせんが、困りまっせ! 失礼しました。ちょっとダジャレに走りすぎました。。。 気を取り直して 感染すると、肝臓・脾臓・リンパ節の主張、筋肉痛、心筋炎、心肥大、脳脊髄炎、心臓障害などが見られます。一部の症例では慢性心筋症や巨大食道、巨大結腸がみられます。最悪の場合は死にいたるケースもあり、駄洒落言ってる場合ではなくなります。実は中南米ではマラリアに次いで危険な熱帯病として恐れられています。 数年~数十年の潜伏期の後に、20〜40%の感染者で慢性疾患を発現し、慢性心筋症から、心不全、失神などが原因で死亡する可能性もあります。 中南米に旅行する人は特に注意が必要で、ワクチンがない現在ではとにかく予防が大切でサシガメやツェツェバエに刺されないように虫刺され対策が必要となりますが、旅行者がきちんとしたホテルに止まっている分にはまず大丈夫らしい。 治療薬のニフルチモックスやベンズニダゾールは感染直後しか効果がなく、慢性患者の場合は対症療法を行っていくことになります。 まあ、しっかりと追跡調査してもらいたいところです。 まだいろいろ出てきそうです。
by yakuji-info
| 2013-08-16 20:55
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