厚生労働省は、高齢者など長期入院患者の入院費用について、医療保険と介護保険を併用できるよう制度変更する方向で検討。
入院日数が180日を超える患者に対し、罰則的に自己負担を増額しているルールは廃止する方針。入院患者の負担軽減や医療費の削減が狙い。
長期入院患者の医療や介護サービスを提供する受け皿は、医療保険適用の療養病床約21万床と介護保険適用の療養病床約14万床がある。
事業者は適用する保険で医療型病床か介護型病床か、どちらか一方を選ぶことになっているが、患者の特性やニーズにはほとんど差がないとされる。
今後は同じ病床で医療行為は医療保険を、介護サービスは介護保険を適用できる新たな病床のタイプを作る方向で検討する。
新たな介護給付の拡大による介護保険料の値上げなどの影響は避けられない見通し。