一般用医薬品のネット販売の検討会について、各社のニュースをまとめてみました。
【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013053101002339.html
安全確保策として「薬剤師ら専門家が、薬の使用者の状態を適切に確認できることが重要」とする基本方針を大筋で取りまとめた。
第1類の一部品目に関し、両論併記
安全確保策の具体化は先送り
厚労省は、政府が6月中にまとめる成長戦略にどう盛り込むか首相官邸などと調整
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130531/bdy13053123440002-n1.htm
報告書案では、ネット販売を認める市販薬の線引きは行わず、ネット販売の適否についても両論併記
厚労省は新たな検討会で議論することも検討。
使用者の状態を的確に把握する
使用者との円滑な意思疎通を確保する
【テレビ朝日】
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000006368.html結論は先送り
厚労省は今後、専門家らによる新たな議論の場を設置検討
医薬品ネット販売は、賛成派と反対派の意見の両論併記となり、結論は先送り
政府の中でも意見が別れている
*第1類ネット販売禁止派
「医薬品のネット販売に関する議員連盟」
*稲田朋美行政改革担当相
「ネットだから危険という前提に立った規制はやめてもらいたい」
【日経新聞】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC3101A_R30C13A5EE8000/
医療用医薬品から大衆薬に切り替わったばかりの商品などの販売を規制する案もある。
対面販売の原則を維持するために「テレビ電話」でのやりとりを求めるか否かも検討。
【TBSニュース】
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5346673.html
*薬剤師会
第1類は、対面を義務としてほしい。
*ケンコーコム
厚労省が議論の枠組みを作らなかったから、ほとんど歩み寄りがない
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130531-OYT1T01313.htm?from=ylist
新たな検討組織では、より細かいグループ分けでどの薬のネット販売を認めるべきかが議論される見通し
【朝日新聞】
http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY201305310452.html
医薬品ネット販売において、2類大半は容認の方向性を打ち出した。
市販薬の約8割がネット販売できるようになる見通し。
指定第2類医薬品と第1類医薬品は、両論併記。
【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013053101002339.html
安全確保策の具体化は先送り
厚労省は、政府が6月中にまとめる成長戦略にどう盛り込むか首相官邸などと調整
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アベノミクスの成長戦略の第3番目の矢、「成長戦略」に、規制改革会議の答申がどう反映されるのか。
規制改革会議の状況に関する、お奨めの情報収集アンテナは、
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/
ポイントは、キーワードであった【リスクコミュニケーション】をどうするか。
リスクが高いものについて【指定した医薬品】となるのであるが、そうなると、第1類、指定第2類の分類と紛らわしくなる。これに過量服用・乱用助長のリスクが高いものが加わってくると、分類が1つ増えることになるのだろうか。