一般用医薬品のインターネット販売サイトで、すごいものがあった。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/tokutoku-drug/rrs-4987336760364-20.html
大量購入が問題視されている「プソイドエフェドリン」配合なのに、この大盤振る舞い・・・
1箱36カプセル入りを20箱まとめて販売。
とくとく価格:***** ・・・・・・・・・・いったい、何が何に対してどの程度お得なの?
ポイント獲得
成人1日4カプセルのところ、1箱36カプセル入りを20個販売
つまり、1個9日分を20箱売ってるので180日分を、インターネットで販売。
まさに、過量消費・乱用助長といわれても仕方ない販売方法です。
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『プソイドエフェドリン塩酸塩等を含有する一般用医薬品の販売時における購入理由の確認等について』薬食監麻発0513第1号 平成23年5月13日
<上記通知より抜粋>
1 当該医薬品について、大量又は頻回購入を希望する者に対し、購入理由を確認すること。
大量購入:概ね1回の購入量が60日分以上の服用量を目安
頻回購入:近接した期間内(概ね7日以内とする。)の購入総量が、60日分以上
2 1の場合にあって、購入理由が不自然である、又は説明を拒否するなど購入希望者の言動等に不審な点が認められるときは、販売状況(販売の有無、販売した場合は販売年月日、販売医薬品名、販売数量、購入理由等)及び把握した購入希望者に関する情報(氏名、連絡先(住所、電話番号等)、特徴、車両ナンバー等)について、都道府県薬務主管課、警察本部薬物対策担当課、最寄りの警察署等へ情報提供する。
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一般用医薬品のインターネット販売では、『リスクの高いものの代理購入』に関しては認めないとしているが、第1類医薬品以外にも、特に指定第2類医薬品においては、リスクの高いと思われるものも多く、取り扱いをしっかりしておかないといけない。
覚醒剤を密造にもつながりかねず、警察からも通知がでているようなものに対しては特に、ルールを厳格にし、行政監視をしていかないといけないのではないだろうか。