厚生科学審議会・医薬品販売制度改正検討部会 関係団体との「折衝」が必要
OTC薬をリスクに応じて再分類し、またその販売方法を見直すといった戦後初の「薬事法大改正」を議論している厚生科学審議会・医薬品販売制度改正検討部会は、9月以降、集中審議を行い、ラストスパートに入る。今秋意見を集約することになっている。
それぞれの医薬品をどういったランクに位置づけるかがこれから議論だれていく。
判定は危険度合いを示す「AA」「A」の数などで行われ、機械的ランク付けは可能とみられる。
日本チェーンドラッグストア協会が求める新資格としての「一般用医薬品販売士」と薬種商との位置づけ、その許可を国家個人資格とするのかどうかなどを含め、今後の議論になっていくものとみられる。