「健康日本21」で設定している具体的な目標項目は健康局長通知で規定しているが、第2次では施策に実効性を持たせるため、大臣告示に格上げするらしい。
「健康日本21(第2次)」の基本方針改正案を次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会がまとめ、報告しているが、これが6月中旬に開かれる健康増進栄養部会で答申される見込み。
中身は、「生活習慣病の発症予防と重症化予防」「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」などの基本的方向が示されている。
「生活習慣病の発症や重症化の予防」ではがん、循環器疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの疾患ごとに、目標を設定している。
また今後の10年間で平均寿命の延び以上に健康寿命が延びることを目標としている。
平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)=日常生活に制限のある「不健康な期間」として、この差を短縮するということになっている。
平均寿命
2001年 ⇒ 2010年 : 男性78.07年⇒79.64年、女性84.93年⇒86.39年
健康寿命
2001年 ⇒ 2010年 : 男性69.40年⇒70.42年、女性72.65年⇒73.62年
いずれも平均寿命の延びを下回っている。
不健康な期間は医療費や介護給付費の増加が予想されるため、平均寿命と健康寿命の差を短縮することで、個人の生活改善を図るだけでなく、社会保障費の負担を軽減する狙いがあるという。