米製薬大手メルク社の鎮痛剤「バイオックス」の副作用で夫が死亡したとして女性が同社を相手取り損害賠償を求めた裁判で、テキサス州地裁の陪審団は、女性の訴えを認めた。
バイオックスは、「18カ月以上服用すると心臓病にかかるか心臓発作を起こす危険性が2倍になる」との調査結果を受け、2004年9月に販売停止した。
日本では発売されていない。
バイオックスは、炎症を起こす酵素を選択的に抑える「COX2阻害薬」と呼ばれる新世代の鎮痛剤。胃かいようなどの副作用が少ないとされ、世界中で売れた。
日本でも保険適用に向けた臨床試験が進んでいたが、心臓病の副作用が明らかになり、中止された。