フルマラソンやハーフマラソンの完走後又は途中で心臓発作による死亡例があり、これは運動は体にいいという一般的な常識と矛盾するところがある。
the New England Journal of Medicineでは、研究者がなぜ一見多いと思われるマラソンランナーに心臓発作が多いのかという矛盾が説明されている。
調査は2000年から2010年の間に行われたフルマラソン若しくはハーフマラソンの1090万人のランナーに対して行われ、長距離レースは実際に心臓発作のリスクをあげないという知見に至っている。
25万9千人の参加につき1人の割合での死者というのは、5万2630人の参加につき1人の割合での死者であるトライアスロンと比較しても低い。
マラソンが心臓に負担をかけるのは一時的なもので、心臓に負担がかかり十分な血液が得られない時に、トロボニンが増加する。
トロボニンの増加はレースの直後一時的にすごく高くなり、酵素は3ヵ月後には正常レベルに戻っている。
もともと心臓が弱い人は別として大部分の人々にとってマラソンを含む運動は利益が危険を上回ると言えると結論づけられる。
個人的なリスクについては心臓病の危険因子をいかに多くもっているかによってくるものであり、高血圧、高コレステロール、喫煙してるかどうか、家族歴で心臓病の人はいないかなどである。
ランニングを始めたい人は、ランニングが体に及ぼす生理学やリスクを最小限に保つためにどんなことができるかを理解すべくお医者さんに相談すべきであるとしている。